ニコン NIKKOR 単焦点レンズ撮り比べ
梅がほぼ満開になってきたと思ってたら、早咲きの河津桜もほぼ満開になってきました。
自宅のお隣のお寺の河津桜、ついこの間まではツボミちゃんだらけだったんですけどね。暖かい日が続いたからですかね?
メジロちゃんも蜜を吸うのに一生懸命でした!
今日は焦点距離の近い2つの単焦点レンズ、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G と AI AF Nikkor 35mm f/2D の撮り比べをやってみました。
一つはDXフォーマットマイクロレンズ、もう一つはFX対応だけどちょっと古いレンズと比較対象としてはいかがなものか?という気がしますが、そこはあまり気にせずに!
35mmを持ってお寺で河津桜を撮ってきて、自宅のMacで見ていい感じに撮れたなーっと感心していたのでした。
ですが、果たしてこれは最近お気に入りの40mmマイクロレンズより”写りが良い”のか疑問に思ったので、三脚を立てて撮り比べをしてみました。
上が35mmで下が40mmレンズで撮ったものです。なんと40mmレンズで撮影すると飛行機が勝手に映り込みます(嘘)
撮影条件として、カメラはD500、WBは晴天に設定しています。
同じ条件で撮影したはずなのに40mmの方は露出が1/3段暗くなりました。ただそれでは写り具合を比較しにくいので40mmの方はCapture NX-Dにて1/3段露出補正しています。
花の写り具合については、それほど違いは感じないのですが、色に関してはずいぶんと変わります。35mmは若干黄色みがかかったようになり、空の色も若干濁った感じに写りますが、40mmはきれいな青空と花びらが見られます。どうも35mmレンズの方はWBが若干ずれるようですね。
こちらもやっぱりWBが違ってきますね。
もしかして、40mmレンズはデジタル用でカメラ側で持っているWB情報とマッチしているけど、35mmの方はデジタル以前からのレンズなのでそれでちょっとずれているのでしょうかね。WBオートで比較をやればよかったと後悔です。
どちらもレンズも中心付近以外でもきっちりと写っていて、自分としてはどちらでもいいかな?って感じです。いわゆるキレはどちらも申し分ないです。
40mmレンズの方が焦点距離も長いためか、背景のボケは大きいようです。ですがそれ以外に大きな差は感じませんでした。
結論:
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G のほうが今どきのレンズのため使いやすさは上だと感じました。でも35mmも十分に使えるレンズではありました。35mmは見た目が好きです♪ いわゆるシャープさに関してはどちらも違いは感じられません。
焦点距離的には、35mmの方がやはり”見たとおり”の画角で撮れますね。フルサイズで50mmのレンズとはそういうものだということを実感しました。
ただ、40mmレンズを買った理由の一つとして、35mmからちょっと外れた感じで撮りたかったというのはあります。(天の邪鬼てき発想)