M1 MacBook Air が定期的にクラッシュ!、からの解決!
M1 MacBook Air 何をするにもサクサク作業ができてすごく快適なのですが、1日に1度か2度システムがクラッシュして、ピンク色のスクリーンが出た後に再起動してしまいます。
購入した直後ではこのようなことは起きませんでしたが、数日後あたりからこのような現象が発生するようになりました。特にSafariでブラウズしている時にクラッシュすること多かったです。
M1 (Apple Silicon)だからかな?と考えましたが、SafariだってちゃんとM1 Macでテストされているはずです。なので、MacBookおw購入してから自分でインストールしたアプリケーションに何か問題があるのでは?と考えました。
最初は何だかわからなかったのですが、クラッシュレポートをよくみてみるとpanic(クラッシュ)を引き起こしたtaskはclamdとなっていました。
Mac Proでも使っていたアンチウィルスソフトでClamXAVというアプリケーションをMacBookにもインストールしているのですが、clamdはバックグランドでファイルシステムの変更点を監視するデーモンです。
どうやらこれが悪さしているらしいということはわかってきました。
試しにバックグラウンドモニター機能”セントリー(Sentry)”を止めてみるとクラッシュは発生しなくなりました。
ですが、セントリーは止めてしまうともはや何のためにお金を払っているのかわからなくなるくらい重要な機能です。
セントリーは、ディスクイメージなどをダウンロードした時、そのイメージファイルを自動でスキャンしてくれたりするとっても便利な機能なんです。
そこで”システム環境設定”からセキュリティとプライバシー>フルディスクアクセスを確認してみると、ClamXAV本体アプリのフルディスクアクセスは許可されているのに、バックグランドプロセスであるHelperToolの方は許可されていませんでした。もしかしたらclamdがアクセスを許可されていないファイルを読みに行ってクラッシュしているのではないかと考え、HelperToolのアクセスを許可するように設定したところ、クラッシュは発生しなくなりました。
この設定をしてから半日ずっとMacBookを使っていますが、クラッシュは発生していません。
M1 MacBook Air本体というよりBig Surの設定に問題があったようですね。
如何せんBig Sur (macOS 11)以前はMac OS X (10.11.6)を使っていましたので、この辺のところがわかっていませんでした。以前はこんな設定項目はありませんでしたからね(汗)
ちなみにClamXAVはM1 (Apple Silicon) ネイティブで動作します。
[ClamXAV公式サイト]
ClamXAV | Effective, trusted anti-virus and malware scanner for macOS