Controlキーの位置はどこがいいの?
最近YouTubeでキーボード関連の動画をよく見るのですが、そこでよく登場してくるのがPFUのHHKB (Happy Hacking Keyboard)ですね。
それらをみていると気に入らない点、あるいは変態的とよく言われてるのがCtrl (Control)キーの位置に関してです。
一般的に売られている日本語JIS配列キーボードやANSI (US配列) キーボードではControlキーはShiftキーの下にありますね。
ですが、HHKBではControlキーはAキーの左に存在しています。
JIS配列やUS配列キーボードに慣れた人にはとっても使いづらいという意見が多いようですが、自分はHHKBのようにAキーの左にあるのがもっとも使いやすいと思っています。
じゃ、なぜHHKBではControlキーがこんな位置にあるのか?
それはHHKBがUNIXワークステーションの流れを汲んでいるからだと思います。
かなり昔の話ですがNECやSunなどのUNIXワークステーション(といっても知らない世代が多いかも)では、HHKBのようにAキーの左にありました。UNIXアプリではControlキーを使ったショートカット操作が多く、ホームポジションから指を大きく動かす必要のないこの位置がとっても使いやすかったのです。
このControlキー配置に慣れてしまうと、JIS、US配列ではCtrl + C, Ctrl + Vなどのショートカットがやたらと使いづらく感じてしまいます。左小指を大きく動かす必要があり、ホームポジションから外れてしまいますからね。
それに、使用頻度が少ないと思われるCapsLockキーがこんないい場所にあっても、、と思います。
ちなみにmacOSではOS側の設定でControlキーとCapsLockキーを入れ替えることができますので、自分は使っているキーボードはすべて入れ替えています。ただこの設定をすると右ControlキーもCapsLockに切り替わってしまいますw
ただし、ビットトレードワンのBFKB92UP2では、キーボード単体で左ControlキーとCapsLockキーを入れ替えることができるのでそれを利用しています。これだと右ControlキーはそのままControlキーとして使用できるのでナイスな機能だと思いますね!!