きっちゃんDEどうだろう?

Orange Music "きっちゃん”のブログです。

NX StudioをM1 MacBook Airで使ってみた!

先週、M1 MacBook Airを手に入れましたので、ニコンの画像編集、RAW現像アプリ「NX Studio」を早速インストールして使ってみました。

 

ファーストインプレションでも書きましたが、Mac Pro Early 2008で使うCapture NX-Dに比べるとM1 MacBook Airでは圧倒的にサクサク動きます! 

kitchan-orangemusic.hatenablog.com

 

なお記事で使っている写真は全て4月3日と4日に長岡市市民体育館にて開催された、バレーボールVリーグ入替戦Vチャレンジマッチで撮影してきた、KUROBEアクアフェアリーズの選手たちです。青いユニフォームと選手たちの笑顔がオレンジ色のコートに映えます!

www.kurobe-aqua.jp

 

 

 

各表示項目について

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一番使うイメージビューア表示。正直13インチではフィルムストリップを表示させてしまうとちょっと辛いです。右側(情報/調整パレットと呼ぶらしい)に調整項目が表示されます。Capture NX-Dより使いやすくはなりましたが、もっと大きなモニターが必要だと感じました。プレビュー表示自体はMac Pro Early 2008に比べると、比較にならないぐらい速いです。

 

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情報/調整パレットに情報表示させてみました。Capture NX-Dではカメラと同じスタイルの表示がなかったのですが、こちらの方が圧倒的に見やすいですね。カメラ本体と同じスタイルなのもありがたい。ニコン純正だから当たり前と言えば当たり前ですけどね。

下部ツールバーがちょっと邪魔かも?

 

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上のツールバーを畳んでみました。ちょっとだけビューアー画面(ビューエリアと呼ぶらしい)が大きくなります。

 

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情報/調整パレットにXMP/IPTC表示させてます。ここもあんまり使っていないかも?

 

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情報/調整パレットでの調整項目一覧です。

Capture NX-Dでは「明るさ・コントラスト・サイド」と「ハイライト・シャドー・HSライティング」をいちいち切り替えなければならなかったのがストレスでした。逆に言えばそれ以外はあまり困っていなかったかも?(汗)

ViewNX-iにはあって、Capture NX-Dには無かったカラーブースターもちゃんと用意されていました。これは結構便利だと思っていたのですが、Capture NX-Dでは調整できなくてちょっと残念に感じていました。

 

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情報/調整パレットにファイル/撮影情報をテキスト表示させてます。

 

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サムネイル表示です。ViewNX-iに準じているようです。Capture NX-Dではサムネイル、フィルムストリップに露出関連の情報(絞り値、シャッター速度、ISO感度)が表示されているのは結構ありがたかったんですけどね。あまり文句は言えません、、がいずれアップデートで表示ができるようになってくれるとありがたいです。

 

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一覧表示。自分はあんまり使いません。

 

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2画面表示。特に変化なし?

 

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調整項目は畳んだりできるので必要な調整項目を広げておけば、編集は楽です。

 

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左側にブラウザーパレットを表示させています。ここはViewNX-iと同様でした。

 

数日使ってみた感想

NX StudioはViewNX-iをベースにCapture NX-Dの編集調整機能を組み込んだ感じに仕上がっていると感じました。なので今までのアプリの操作に慣れていれば特に使いづらさは感じられません。

ユーザーインターフェースに関してですが、Capture NX-Dでは小さなモニター環境でもなんとか使いやすくしようと努力が見られましたが、大きなモニターが主流となった昨今では逆にそれが使いづらいと感じられるようになりましたね。

有料ソフトウェアではないのであんまり文句は言えませんが、シンプルインターフェース表示があるといいかもしれません。でもそんなことまで備わってしまったら有料で販売しているRAW現像ソフトの売り上げを圧迫しかねませんね(笑)

とはいえ純正アプリの充実がもしかしたらカメラ本体の売上に貢献できるとするならば、やはり頑張ってほしいと思います。

 

ベンチマーク

NX Studio、というかM1 MacBook Airの性能を測る感じではありますが、ファイル変換(書き出し)時間を測定してみました。操作した感じは圧倒的に速いと感じるのですが、それを数値で表すのは難しいので書き出し時間を測ることにしました。

 

D500で撮影したRAWファイル10枚を85%品質で書き出した時間を測っています。

Mac Proは内蔵HDDへ、MacBook Airは内部SSDへ書き出しました。

 

・Capture NX-D Ver.1.5.0 (Mac Pro Early 2008, Mac OS X 10.11.6) 1分41秒

 ・ViewNX-i Ver.1.3.0 (Mac Pro Early 2008, Mac OS X 10.11.6) 1分40秒

 ・NX Studio Ver.1.0.0 (MacBook Air M1 2020, macOS Big Sur) 20秒

 

いくらSSDが速いと言ってもMac Proに比べて5倍もMacBookが速いです!

しかもNX StudioはIntelコードで書かれているアプリであるためRosetta2というエミュレーション環境で動作しているのに、です!

 

もう、Mac Proには戻れないかもしれません。12年の月日の流れを強く感じるこの頃です(笑)

 

 

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