MacBook Air内の写真データバックアップ - Amazon photos
MacBook Air内部ストレージの状況
M1 MacBook Airを購入してから写真を撮って編集することが楽しくなってきたこの頃ですが、写真データファイル(RAW、JPEG)がそこそこ大きいのでMacBook内部のSSDストレージをすぐに圧迫してしまいます。
本日のストレージ使用状態。書類の使用率がかなり高いです。
管理...>ファイルブラウザとすると書類データの詳細な使用容量が表示されます。これは便利ですね。
画像ファイルは全てPicturesフォルダに入れてあってそのサイズは158.54GBとなっております。先々週、長岡へバレーボール応援に行って撮ってきた画像データは2日間で150GBぐらいになっていました。ちょっとお出かけスナップでもRAW+JPEGで撮るとすぐに10GBぐらいは使ってしまいます。
内蔵SSD容量は無限大ではないので、作業が済んだらどこかにバックアップ・移動する必要があります。またデータ紛失にも備える必要があります。
OminiDiskSweeper
以前はOmniDisk Sweeperなるアプリで使用状況を確認してサイズの大きなフォルダやファイルを探していたのですが、OSに標準でこのような機能が備わっているとありがたいですね。
ちなみにこのアプリはMac OS Xが最初にリリースされた時から存在していて、今でもメンテされており、さらにはApple Silicon (M1)ネイティブ対応もされています。またFinderの”サービス”にも対応していて、アプリケーションフォルダにこのアプリを入れておけばフォルダの右クリックで起動してフォルダ内部の使用状況を確認することもできます。いまだに使える便利アプリです。もちろんMacBook Airにも入れています。
バックアップ方法検討
とりあえずは、データ紛失に備えてバックアップを行おうと思います。
TimeMachinによるNAS・外部ドライブへのバックアップ
バックアップをするにはmacOS標準のバックアップ機能である「TimeMachine」を使って、NASにバックアップする方法が考えられます。ただ、TimeMachineは1時間に1度バックアップを起動するので結構頻度が高いです。バックアップ先がNASだとバックアップサイズがちょっと大きいとネットワーク速度も相まってずーっとバックアップばっかしている状態に陥ります。事実Mac Pro Early 2008ではバックアップが稼働しっぱなしになることもしばしばです。
TimeMachineでバックアップを行うのであれば、USB接続のHDDかSSDでやりたいところです。
写真データ以外ならNASにTimeMachineでバックアップというのもありな気がしてきました。
外部SSD(HDD)への手動バックアップ
SSDなら転送速度も速いので、外部SSDに画像データを入れておいてそれを直接NX Studioで編集できちゃいそうです。1TBぐらいのSSDが用意できればMacBook Air内部には画像データを保存しなくてもいいかもしれませんね。
ただ手動でバックアップを行うにはリマインダーなどを利用して定期的なバックアップを”自分で行う”必要が出てきます。人の手が介在する領域が大きい手段ほど失敗も大きくなっちゃいますからね。
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クラウドへのバックアップ -- Amazon Photos
SSD、HDD購入など新たな投資をしなくても便利な保存・バックアップ方法はないかとネットを徘徊していたらプロのカメラマンでAmazon Driveにバックアップを行なっているという記事を見かけました。参考にしたWebページはこちらです。
早速Amazon Driveについて調べてみると、写真データのみのクラウドサービス「Amazon Photos」というのがあって、プライム会員なら容量無制限とあるではないですか!
たまたま自分はプライム会員なので、このサービスを使わない手はないということで早速デスクトップアプリをダウンロードしてきました。プライム会員でなくても、容量制限付きで利用できるようですが、プライム会員でないとあまり旨味はない気がします。
アプリのダウンロードはAmazon Photosの公式サイトから行えます。
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残念ながらAmazon PhotosデスクトップアプリはM1 (Apple Silicon)ネイティブではありませんでした。ですがRosetta2環境でも問題なく動作しています。いずれどこかのタイミングでM1ネイティブ対応してくれるといいですね。
Amazon Photos デスクトップアプリ
デスクトップアプリ起動後。左のバックアップを選択して、ホームフォルダの「Pictures」(ピクチャ)を丸ごとクラウドにバックアップします。
バックアップ中。シンプルで見やすい表示です。実際にバックアップを実行してみて分かったのですが、一般的な画像ファイル形式JPEGやPNG以外にもRAWデータファイル形式(ニコンは.NEF)もバックアップしてくれています。
これはありがたい!というかRAWデータファイルをバックアップしてくれないと困ります(笑)
バックアップ方法などを設定をバックアップフォルダ名の横にある”:”を右クリックして、”編集”を選択します。
バックアップ対象をとりあえず”写真”としておきました。またバックアップが目的なので、重複を回避するようにしておきました。バックアップから回復するときに同じファイルが複数あったりすると、わけがわからなくなっちゃいますからね。あくまでもMacBook Air内部の写真ファイル損傷・紛失に備えようということです。
メニューバーからもバックアップ状況がわかるようになっています。
ところで残りファイル数は表示されるけど、残りバックアップ時間は表示されないのかしら?バックアップサイズが大きすぎて時間が計算できないとかあるのでしょうかね?
実際にバックアップを実行してみると、100Mbpsのフレッツ光回線で10MB/s以上の速度でアップロードできているようです。回線速度的には理論値に迫っていて、Amazonのクラウドサービス恐るべしですね。